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結論:データ復旧の料金は媒体と障害の程度で変わる
データ復旧の料金は一律ではありません。HDD・SSDなどの媒体、論理障害か物理障害か、分解や部品交換が必要かによって大きく変わります。料金表の最低価格だけで決めず、診断後の総額、復旧対象、追加料金、キャンセル条件を書面で確認することが重要です。
突然データが読めなくなると、できるだけ安い業者を急いで探したくなります。しかし、同じ「認識しない」という症状でも、ファイル管理情報の破損と内部部品の故障では必要な作業が異なります。まず料金の決まり方を理解し、見積もりの内容を比較してから依頼しましょう。
この記事で分かること
- HDD・SSD・USBメモリ・SDカードのデータ復旧料金の目安
- 論理障害と物理障害で料金が違う理由
- 見積もり以外に確認する費用
- 高額請求や追加料金を避けるための3原則
- 無料診断を利用するときの注意点
データ復旧の料金相場はいくら?
デジタルデータリカバリーの公式ページが掲載する料金相場では、媒体と障害レベルごとに次の範囲が示されています。実際の料金を保証する表ではなく、業者へ相談する前の目安として確認してください。
| 媒体 | 論理・簡易/軽度障害 | 物理/中度障害 | 重度障害 |
|---|---|---|---|
| HDD・パソコン | 約2万5,000円~10万5,000円 | 約8万8,000円~15万4,000円 | 個別見積もりになる場合あり |
| SSD | 約3万3,000円~10万5,000円 | 約13万2,000円~15万4,000円 | 個別見積もりになる場合あり |
| USBメモリ・SDカード | 約1万9,000円~4万2,000円 | 約5万円~9万2,000円 | 容量や破損内容により個別見積もり |
| 1ドライブNAS | 約8万9,000円~15万4,000円 | 約13万3,000円~30万8,000円 | 個別見積もりになる場合あり |
上記は2026年8月21日時点で公式ページに掲載されている目安です。実際の金額は、媒体の容量、障害の状態、復旧対象のデータ、必要な工程によって変わります。
表の読み方:上記は復旧業者が複数事業者の公開料金をまとめた概算で、全国の成約価格を集計した平均ではありません。障害区分・容量・含まれる作業も事業者によって違います。この表だけで税込総額は判断せず、税込/税別、診断・部品・納品媒体・特急対応・返送料を含む最終総額を見積書で確認してください。出典:DDR公式の料金目安と注意事項。
HDDのデータ復旧料金
HDDは、誤削除やファイルシステム破損などの論理障害であれば、分解を伴う物理障害より低い料金で対応できる場合があります。カチカチ音、落下、水濡れ、異常発熱がある場合は物理障害の可能性があるため、通電や再起動を繰り返さないでください。
外付けHDDの電源は入るのに認識しない場合の安全な確認範囲は、外付けHDDが認識しないときの原因と対処法で詳しく説明しています。
SSDのデータ復旧料金
SSDはHDDのような磁気ディスクを使いませんが、メモリーチップや制御基板の状態によって専門的な解析が必要になります。認識しないSSDへ書き込みを続けると、削除データの回収が難しくなる場合があります。重要なデータがあるときは、初期化やOSの再インストールを先に行わないでください。
USBメモリ・SDカードのデータ復旧料金
誤削除や軽いファイル破損だけでなく、端子の折れ、基板の破損、水濡れなどでも料金が変わります。容量が小さくても、チップから直接データを読み出す工程が必要なら安価とは限りません。
論理障害と物理障害で料金が違う理由
論理障害はデータ管理情報の破損
論理障害は、誤削除、フォーマット、ファイルシステムの破損など、機器が物理的に壊れていなくてもデータへアクセスできない状態です。ただし、復旧ソフトを何度も実行したり、同じ媒体へデータを書き込んだりすると上書きが進むおそれがあります。
物理障害は部品の修理や専用設備が必要
物理障害は、磁気ヘッド、モーター、基板、メモリーチップなどの故障です。分解、部品交換、専用設備での読み出しなどが必要になるため、論理障害より料金が高くなる傾向があります。異音や落下歴がある機器は、自宅で分解しないでください。
データ復旧料金が高くなる主な理由
- 開封や部品交換など専門的な作業が必要
- 大容量の媒体や複数台構成のNAS・RAIDである
- 障害が複数重なっている
- 短納期や緊急対応を希望する
- 復旧データを保存する納品用媒体が必要
- 他社で作業した後で状態が複雑になっている
最低価格だけを見ても最終的な支払額は分かりません。診断料、作業料、部品代、納品用媒体代、送料、キャンセル時の返送料まで含めて確認しましょう。
データ復旧を依頼する前の3つの不安を解消
① 自分でも無料診断を申し込める?
機器と症状を整理すれば、相談から始められる
媒体の種類、容量、表示されるエラー、異音・落下・水濡れの有無、必要なファイルを伝えます。「無料診断」がどこまで含むか、発送費やキャンセル時の返送料も先に確認してください。
② 診断後、いつ料金と復旧結果が分かる?
見積時期と復旧期間は障害の種類・重さで変わる
論理障害と物理障害では必要な作業が異なります。即日や短期間を前提にせず、診断結果が出る時期、見積総額、復旧予定、復旧可能なファイル一覧を確認してから依頼してください。
③ 復旧できなかった場合も料金がかかる?
成功条件と追加費用を契約前に書面で確認する
成功報酬でも、診断料、部品代、特急料金、納品媒体代、送料などが別途必要な場合があります。何をもって成功とするか、必要なデータが戻らない場合の支払いと機器の返却方法を確認してください。
データ復旧業者を選ぶときの確認項目
① 診断後の総額を書面で確認する
最低価格ではなく、追加費用を含む支払総額を見る
見積もりに作業料、部品代、納品用媒体代、送料が含まれるかを確認します。「○円から」という表示だけで判断せず、作業開始後に追加料金が発生する条件も聞いておきましょう。
② 復旧対象と成功の条件を確認する
必要なデータが戻ることを基準に判断する
一部のファイルが開けただけで成功扱いになるのか、希望するフォルダーやファイルが確認できた場合に料金が発生するのかを確認します。復旧率という数字だけでなく、自分に必要なデータを指定して伝えることが大切です。
③ キャンセルと返却条件を確認する
依頼しない場合に発生する費用まで確認する
診断後に依頼しない場合のキャンセル料、機器の返送料、診断料を確認します。機器を送付する前に、利用規約と返却方法も読んでおきましょう。
複数の相談先を比べたい場合は、データ復旧業者おすすめ5社の比較と失敗しない選び方も確認してください。
無料診断で確認できることと、復旧までの期間
デジタルデータリカバリーの公式案内では、相談・初期診断は24時間365日対応・無料、復旧は最短即日とされています。ただし「最短」は個別案件の納期や成功を保証するものではありません。相談受付、機器到着、診断結果の連絡、復旧作業、データ納品は別の段階です。
- 成果:必要なフォルダ・ファイルが復旧対象に含まれるか、開ける状態で受け取れるかを診断結果で確認する。
- 期間:機器到着後の診断予定日、作業予定日、納品日を別々に確認し、特急料金の有無も見積もりに含める。
- 保証・サポート:復旧できない場合、依頼を断る場合、納品後にファイルが開けない場合の窓口・期限・料金を契約前に確認する。
相談時は機器の型番・容量、発症時期、異音・落下・水濡れ、すでに試した操作、必要なデータ名を伝えてください。担当者には「その写真フォルダは確認できるか」「いつ診断結果が出るか」「この税込総額以外に返送料等があるか」を質問すると、依頼前に判断しやすくなります。
出典:DDR公式サイト(2026年10月3日確認)。成功率の数字や受付時間を、個別の完全復旧・納期保証と読み替えないでください。
デジタルデータリカバリーの無料診断
デジタルデータリカバリーは、HDD、SSD、USBメモリ、SDカード、NAS、RAID、サーバーなどの相談に対応しています。問い合わせと初期診断は無料です。正式に依頼する前に、復旧できる可能性、対象データ、見積額、作業期間を確認してください。
料金は障害状態によって変わります。大切なデータがある場合は、自己判断で操作を重ねる前に症状を伝え、診断結果と見積もりを確認しましょう。
データ復旧の無料診断はこちら
デジタルデータリカバリーの公式サイトを確認する ![]()
データ復旧料金のよくある質問
無料診断なら費用は一切かかりませんか
診断料が無料でも、機器の発送費、キャンセル時の返送料、納品用媒体代などが別途必要になる場合があります。送付前に無料となる範囲を確認してください。
安い業者を選べば問題ありませんか
価格は大切ですが、必要なデータを復旧できる設備と技術、見積もりの明確さ、追加料金の条件も確認が必要です。最低価格だけでなく総額と契約条件を比較してください。
データが復旧できなくても料金はかかりますか
料金が発生する条件は業者によって異なります。完全成功報酬、部分的な復旧で料金が発生する方式、診断や部品費が必要な方式があります。作業前に成功の定義と支払い条件を確認しましょう。
自分で復旧ソフトを試したほうが安くなりますか
誤削除などの論理障害では使える場合がありますが、異音、落下、認識不良、頻繁な切断がある機器へ使用すると状態を悪化させるおそれがあります。代わりのないデータがある場合は、先に診断を相談してください。
データ復旧の料金相場まとめ
データ復旧料金は、HDD・SSDなどの媒体、障害の程度、容量、必要な工程で変わります。論理障害より物理障害、単体のHDDより複数台構成のNAS・RAIDのほうが高額になる傾向があります。
業者を選ぶときは、①診断後の総額、②復旧対象と成功の条件、③キャンセルと返却条件の3点を確認してください。料金表の最低価格だけで決めず、必要なデータが復旧できる可能性と契約内容を比較することが重要です。
見積もりだけで判断せず、診断結果と必要なデータを確認してから正式に依頼しましょう。
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